柿渋鉄焙染に続いて藍染を施した新作パーカーのご紹介です
藍は人類最古の染料とも言われており日本にはおよそ1500年前に大陸より伝えられました。
平安時代までは朝廷に勤める貴族達が身に着ける高貴な色とされていて奈良の寺社などに布類が良い状態で多く保管されています。
鎌倉時代には武士が鎧の下に「かちいろ」として藍染の衣服を身に着ける習慣が定着しました。
藍には消炎や止血、殺菌の作用があることと、「かち」が「勝ち」と結びつき、縁起がよいとされました。
使っていくと繊維の奥に入り込んで深みのある色が定着し、いっそう冴えて鮮やかに美しくなります。
また、染めることによって布の耐久性が上がるというメリットもあります。
何よりジャパンブルーとも称される深い青色はとても魅力的だと思います。
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